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【大人のTVプレビュー】取り上げずにはいられないフィル・コリンズ 「ベストヒットUSA」(BS朝日、21日深夜0時)

 言わずとしれた放送開始40周年を迎えた洋楽番組の老舗だ。MCの小林克也が高らかに番組名をコールするのを聞くと、一気に中学生のころに引き戻されるようだ。

 このコーナーでも何度か取り上げているので、ジャケットのパタパタオープニングや、ヴェイパー・トレイルズのテーマ曲などについては、ここは割愛。今回は、フィル・コリンズが紹介されるとのことで取り上げずにはいられないのだ。

 思えば、80年代のベストヒットUSAでは、小林の後ろに飾っているジャケットの中にフィルの3枚目のソロアルバム『ノー・ジャケット・リクワイアド』もあったなあと。

 80年代は、映画主題歌の『見つめて欲しい』やフィリップ・ベイリーとの『イージー・ラヴァー』、アルバムからの『ススーディオ』に『ワン・モア・ナイト』、そして映画がらみで『セパレート・ライヴス』とヒットチャートを席巻していた。

 アルバムスリーブ(帯)にも“世界中で最も多忙な男”と書かれていたように、85年のライヴ・エイドでは、ロンドンでスティングらと共演したかと思えば、コンコルドでアメリカへ渡り、レッド・ツェッペリンと共演するという神業的な忙しさだった。

 ソロで頑張っていたフィルが、ジェネシスのメンバーとして『インビジブル・タッチ』を出したのが86年。それも、もう35年も前のことかと思うと驚いてしまう。

 そんなジェネシスが今秋、ヨーロッパから北米をツアーで回る。2007年の欧州ツアー以来か。フィル自身もソロツアーを久々にやっていたが、健康面にも不安がつきまとうようだから、ジェネシスのツアーもこれが最後かもしれない。

 ジェネシスとしては、日本には1987年以来来ていないので、もう一度来てほしいところだが無理だろう…。なのでベストヒットをみて懐かしむか。(F)

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