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【シネマパラダイス】脚本、映像、キャスティングと完璧が3つもそろった物語 「ドライブ・マイ・カー」

 村上春樹の同名短編小説を、『寝ても覚めても』の濱口竜介監督が、主演に西島秀俊を迎えて映像化。第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、脚本賞を受賞した。

 俳優であり演出家の家福(西島)は脚本家の妻と幸せに暮らしていた。しかし、妻は秘密を残したまま他界。2年後、演劇祭で演出を担当することになった家福は、愛車のサーブで広島へ。過去を持つ寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦透子)と出会い、あることに気づかされていく。

 上映時間2時間59分と長尺だが、その長さを忘れ去るほど、物語への没頭体験ができる! 20日公開。

 【ホンネ】脚本、映像、キャスティングと完璧が3つもそろった物語が、心を始終ざわつかす。中でも、好青年の仮面の裏に狂気を潜める岡田将生が登場するたび、空気が変化。何か起こりそうだと体に力が入る。見事! ★★★★★(映画評論家・安保有希子)

 ★5つで満点、☆=星半分

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