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【大人のエンタメ】血中アルコール濃度0.05%で人生大逆転!? 映画「アナザーラウンド」9月3日公開 (1/2ページ)

 酒のみは「自分を野獣にすることで、人間であることの苦痛をまぬがれる者のこと」といったのは誰だったか。9月3日公開のデンマーク・スウェーデン・オランダ共作の映画『アナザーラウンド』(トマス・ヴィンターベア監督)はお酒にまつわるヒューマン・コメディーだ。

 葉巻と酒をこよなく愛したウィンストン・チャーチルが「朝ご飯を食べる前に酒は飲まない」と妻に約束したというのは有名な話だ。

 ノルウェーの哲学者フィン・スコルドゥールは「人間は血中アルコール濃度が0・05%足りない状態で生まれてきた」という理論を説いた。映画はこの理論からヒントを得た、ちょっと風変わりな作品になっている。

 さえない高校教師マーティンは生徒から歓迎されていない。授業中もほとんどの生徒が私語ばかり。本人も自分は教師に向いていないと疑問を持っており、やる気はゼロ。家庭でも妻と2人の息子はそんな父を見限っている。

 ある日、同僚の心理学教師、ニコライの誕生祝いが開かれた。しかし水ばかり飲んでいるマーティンにあきれたニコライはスコルドゥールの説を語り、「君に欠けているのは自信と楽しむ気持ちだ」と説教。仲間に促され酒を飲んだ。するとこれまで味わったことにない高揚感に感動する。

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