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年の差夫婦ほどお得!? 加給年金って何? (1/3ページ)

 厚生年金に加入した人が、65歳から受給する年金のことを老齢厚生年金という。老齢厚生年金には、一定の要件を満たすことで金額が加算される「加給年金」という制度があることをご存じだろうか? 特に、年齢差が大きい夫婦の場合は是非ともチェックしておきたい加給年金。受給条件について、専門家に聞いてみた。

 ■まずは加給年金の受給条件をチェック

 保険マンモス株式会社によると、「加給年金とは、年金の家族手当のようなものと考えるとわかりやすいでしょう」とのこと。以下の条件を満たす場合、加給年金を受給することができる。

 (1)厚生年金保険の被保険者期間が20年以上あること。または、中高齢の資格期間の短縮の特例を受けていること

 (2)老齢厚生年金の受給権を取得した時点(原則65歳)で、年収850万円未満の生計を維持している配偶者または子どもがいること

 「中高齢の資格期間の短縮の特例」とは、生年月日により厚生年金保険の被保険者期間が15~19年でも受給資格を満たすとみなされるもの。さらに、配偶者は65歳未満、子どもは18歳に到達した年の3月末日までの子(または1級・2級の障害の状態にある20歳未満の子)という条件が付く。

 「加給年金は、配偶者が65歳になるまで受給することができます。65歳からは、配偶者自身の老齢基礎年金が支給され、加給年金相当額が『振替加算』として上乗せされます」(保険マンモス株式会社)

 加給年金の対象となっていた配偶者が65歳になり、老齢基礎年金が支給された時点で加給年金は打ち切りとなる。加給年金から切り替わって上乗せ支給される年金を「振替加算」という。配偶者が65歳になるまで加給年金は受け取れるので、扶養配偶者が若ければ若いほどお得というわけだ。

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