記事詳細

【ドクター和のニッポン臨終図巻】人知れず「終活」行った有賀さつきさん、強く賢く叶えた平穏死 (1/2ページ)

★有賀さつきさん

 「急死」の二文字が躍りました。女子アナブームの火付け役となったタレントの有賀さつきさんが1月30日に亡くなっていたことがわかりました。52歳でした。

 急死という言葉には誰もがショックを受けます。まだ若く美しい方だった場合はなお一層のこと。

 医学において、急死とはすなわち突然死のことで、健康に見える人が急速に死に至ることを言います。世界保健機関(WHO)の定義では瞬間死、あるいは発病後24時間以内の内因死(交通事故など外因死は含まれない)とされています。

 しかし有賀さんの死亡記事をよく読んでみると、「数年前から病気と闘っていた様子」とあります。ここ1~2年はかなり痩せて、カツラ姿でテレビ出演されていたこともわかっています。

 つまり、急死ではないのです。本人ではなく、メディアにとって急な知らせだったから「急死」と書かれてしまったのでしょう。

 さらに有賀さんは、自身の病名を公表せず、病院にも死後も決して詳しいことは明かさぬように、とお願いをしていたようです。その意思は徹底しており、近しい友人も、ご家族にも知らされぬままだったとか。

 ネットでは、死因についてさまざまな憶測が飛び交っているようです。しかし、いったい、いつから有名人は病気を公表することが半ば義務となってしまったのでしょうか。公人だから? いいえ、芸能人は公人ではありません。公人とは議員や公務員のことを言います。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース