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【ドクター和のニッポン臨終図巻】「生きるで」「ありがとう!」いときんさんが最期に届けた笑顔 (1/2ページ)

★いときんさん

 〈がん宣告をうけ約5カ月が過ぎました。治療法、食事、生活習慣、価値観、思考、改善しなければならないことが沢山あります(中略)一進一退を繰り返しながらではありますが、おかげさまで沢山の仲間の手を借りながら家族共々、次の日に向かえている状況です。年末に少しでも良い報告ができるよう流れを感じながら、気張らず過ごします。生きます〉

 若者に人気のヒップホップグループ「ET-KING」のリーダー、いときんさんが、肺腺がん闘病中の昨年11月21日、ブログに綴った言葉です。

 いときんさんは、このブログから約70日後の今年1月31日に旅立ちました。死因はがん性心膜炎。38歳という若すぎる死です。

 昨年6月に受けた健康診断で肺腺がんが発覚したときは、ステージ4で、脳とリンパ節への転移を認めました。

 男性のがん死亡のトップである肺がんですが、男性だけでも毎年5万人以上が命を落としています。肺がんは、小細胞がんと非小細胞がんと大きく2種類に分けられます。さらに非小細胞がんは肺腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんに分けられますが、このうち肺腺がんが60%を占めます。

 肺腺がんは、初期段階では自覚症状はほとんど現れず、見つかりにくいがんの一つです。早期で見つかるケースは、たいていが人間ドックやがん検診などで発見されます。

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