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【超かんたん!図解で認知症予防】高齢者の運転に必要な能力とは 認知症ある人の事故率はない人に比べて2~5倍

★認知症と運転(1)

 75歳以降、運転免許更新時の検査で認知症が怪しければ臨時適性検査で医師による診断を受けることになりました。認知症のある高齢者の事故率は、同年齢で認知症がない人に比べて2~5倍。自動車運転には次のような能力が必要とされます。

 (1)認知機能

 まず視覚、知識、記憶(言語・視覚的)が必要。注意、視空間能力(脳内地図)も欠かせない。

 (2)身体能力

 手足の運動の正確さや速さは、ハンドルやクラッチそしてブレーキ操作に不可欠な能力である。

 (3)心身混合

 反射的に急ブレーキを踏むためには心と体が同時に反応しなければならない。

 ■監修・朝田隆 1955年生まれ。メモリークリニックお茶の水院長、東京医科歯科大学医学部特任教授、医学博士。数々の認知症実態調査に関わり、軽度認知障害(MCI)のうちに予防を始めることを強く推奨、デイケアプログラムの実施など第一線で活躍中。『効く!「脳トレ」ブック』(三笠書房)など編著書多数。