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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「新年度」》新年度のアドレス帳 (1/2ページ)

 アドレス帳に友達が増えるのは、だいたい新年度になったころだ。

 私が高校生の時(十数年前のことだが)、携帯電話はガラケーの全盛期だった。今のように、スマホのLINEグループで友達を作るなんてことはもちろん、なかった。高校入学と同時に、親に携帯を買ってもらった。初めて会うクラスメイトもほとんど持っていた。

 私が持っていたのはドコモのピンク色のケータイで、家具メーカー「Francfranc(フランフラン)」とコラボした可愛いものだった。当時の私はフランフランの家具が好きで、とても小遣いでは買えないが、お店を見るのが好きだった。

 携帯を手にした私たちは、早速電話番号やメールアドレスを交換する。中学から携帯を持っている人も半分ほどいた。特に塾に通う子が持っていた。私が中学生の時は、クラスメイトが塾の友達とメールしたり、仲良くしたりするのを見て、親に「塾に通いたい」とお願いした。

 母親からは「うちはそんなお金ない」と一蹴されたが、塾ではなくメールがしたかった下心を見抜いていたのだろう。「勉強がわからないならお母さんに聞きなさい」と言われたので、よく深夜まで数学の問題を見てもらっていた。今では良い思い出だ。

 高校は、授業中に使わなければ、携帯を学校に持ってきても大丈夫だった。だが、うっかり授業中に誰かの着信音が鳴ってしまうこともしばしば。今のように皆が同じような短い着信ではなく、当時は一人ひとり個性のある立派な着メロ。音楽が流れると、だいたい誰の携帯が鳴ったか察しがついた。1年生の頃こそ授業中に鳴ると怒られていたが、高学年になると、先生もあきらめたのか注意しなくなった。

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