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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「失敗」》何事もほどほどが一番!? (1/2ページ)

 堺市は茶人・千利休(せんのりきゅう)のふるさとということもあり、和菓子の名店が多いが、京都などの陰に隠れて全国的にはいまいち知られていない。

 そこで昨年11月に市がPRのために初めて企画したのが、堺を代表する和菓子が食べ比べできるイベント「堺W-1グランプリ」だ。来場者が800円でチケットを購入し、市内12店舗の和菓子を食べ比べ、好みの和菓子に投票してグランプリを決める仕組み。竹山修身(おさみ)市長肝いりのイベントとあって、市もイベントの約2週間前には出品する和菓子を並べ、報道陣向けの撮影会も行うなどの力の入れようだった。

 「よかったらどうぞ」。撮影を終えた後、和菓子は記者たちにふるまわれた。撮影に使われたものは、売り物にならない。このまま無駄にするのも、もったいない。せっかくなので、お言葉に甘えていただくことにした。

 まずは、堺土産としても定番の「かん袋」のくるみ餅。優しい甘さのうぐいす色の餡が、柔らかい餅に絶妙にからむ。堺出身の歌人、与謝野晶子が好んだとされる「大寺餅河合堂」のあんころ餅は、のどごしなめらかな餡が魅力だ。ほかにも、スイートポテトや和三盆クッキーといった変化球も。

 さすが和菓子のまちだけあって、いろいろある。これだけ食べられて、800円はかなりお得だろう。舌鼓を打ちながら本能の赴くままに次から次へと手を伸ばし、満足するもつかの間、すぐに後悔した。それぞれ試食用に小さく切り分けられたものだが、さすがに12品は多すぎた。大量に摂取したあんこで胸焼けしながら、原稿を書くはめになった。

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