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【教えて!愛先生の漢方相談 梅雨の不安解消編】漢方で体力をつける 温度差で自律神経が乱れたときの処方 (1/2ページ)

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 梅雨入りして、寝苦しかったり、体温調節が難しかったりで気分が晴れない方も多いことでしょう。愛先生が漢方の処方で解決のヒントを5回にわたってお届けします。

 【相談者=通信会社勤務の管理職Mさん(51)】

 私にとって1年で一番だるさを感じ、調子が悪くなってくる時期です。就寝時についエアコンをつけてベッドに入るが朝方に寒くて起きてしまい眠りが浅い。冷房と飲み物のせいか、お腹が冷えて下しがち。これからますます暑い日がやってくる。毎年こんな状況では夏が憂鬱だ。

 【主訴】

 体温調節ができず、だるくて下痢気味。

 【相談】

 愛先生 高温多湿のこの時期は疲れやすかったり、食欲がなくなったりと、起きているだけで辛いのに、寝ていても不快に感じることも多いですよね。

 Mさん そうなんですよ。私は暑いのも寒いのも苦手でエアコンに頼ってしまうのですが、この時期は冷房に体が負けている気がします。

  そうですね。人工的な冷気で体温を下げ、冷蔵庫から取り出した飲み物で体の中も冷やしてしまう。外の暑さとは逆に、Mさん自身は冷えバテてしまいます。暑さと室内の涼しさの温度変化に体の調節が追いつかないのだと思います。

  トイレに駆け込む回数も増えがちです。

  お腹は基本的に弱い方なんですか?

  子供の頃からお腹を壊しやすかったり、便もゆるいことが多いです。

  普段から胃腸が弱い人は、暑い季節に特にだるさや疲れなどを感じることが多いといわれています。温度差で自律神経が乱れやすくなっています。外の湿度が高く、汗が蒸発しづらいため体温調節もしにくい。寝不足になりがちで、さらに体が弱ってしまう。そんなときこそ、十分な栄養が必要なのですが、もともと胃腸が弱い人は消化吸収能力が低下しやすくてバテを感じやすくなっています。

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