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【安達純子 健康寿命UP術】家でゴロゴロしている場合ではない? 適度な運動で幸福度&健康寿命UP (1/2ページ)

 健康寿命を延ばすには適度な運動習慣が欠かせない。運動で足腰を強くして寝たきりを予防し、しなやかな血管を維持するなどして、脳卒中や心筋梗塞などの病気を退けることができる。だが、分かっていてもストレスの多い仕事で気分が落ち込んでいると、「体を動かす気にはなれない」という人もいるだろうし、週末は家でゴロゴロというパターンはありがちだ。

 「カナダの研究報告では、余暇で体を動かしていない人は、2年後に幸福度が落ちている割合が、体を動かしている人よりも1・5倍も高くなっていました」

 こう指摘するのは、『人生を楽しんでいる人は歳をとらない』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者、東海大学医学部血液・腫瘍内科学の川田浩志教授。

 「幸福度が低いと、心臓病や脳卒中のリスクが高まるという研究報告もあります。まずは、余暇に外出するなど体を動かすことを考えてみてください」

 川田教授によれば、運動習慣のない人が、いきなりジムへ通って「ツライ」と思うようなハードな運動をすると、むしろ健康には逆効果になる可能性がある。無理は禁物だ。

 速歩での1日30分のウオーキングや、イスからの立ち上がりを繰り返すなど筋力を強化する運動がお勧めという。

 「台湾の研究報告では、速歩のウオーキングのような中等度の運動を15分行うと死亡率が14%減り、15分ずつ増やすごとにさらに4%ずつ減ることが分かりました。この傾向は100分まで認められました。有酸素運動は、認知症の予防効果も期待できます」

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