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【高血圧ギモン解決】減塩食はおいしくないので続けられない… どうすればいい? (1/2ページ)

★東京女子医科大学病院高血圧・内分泌内科 市原淳弘主任教授

 Q.減塩食はおいしくないので続けられない。どうすればいい?

 A.食品表示をよく見ておいしく食べられる減塩食品を活用しよう

 塩分をたくさんとっていると、塩の主成分のナトリウムが水分を引き寄せて血液量が増え、血管壁に圧力がかかって血圧は上がる。そのため、高血圧の人は1日6グラム未満の塩分摂取量が推奨されている。1日1グラムの塩分を減らすごとに、上の血圧(収縮期血圧)が約1mmHg下げるとの報告もあり、高血圧の人の食生活の見直しで減塩は欠かせない。

 とはいえ、「塩味が薄いとマズイ」と感じ、「減塩しなければ」と思いつつ、濃い味の料理から抜け出せない人がいる。解決する方法はあるのか。

 「日本高血圧学会では、2013年から減塩食品リストを作り、企業に働きかけて優れた減塩食品に対して、『JSH減塩食品アワード』を創設して表彰しています。現在、188製品が減塩食品として登録されており、減塩が気にならないほどおいしいです。そういった商品を利用することもお勧めです」

 こう話すのは、東京女子医科大学病院高血圧・内分泌内科の市原淳弘主任教授。日本高血圧学会減塩委員会の委員として、減塩普及のために尽力している。

 JSH減塩食品リストは、日本高血圧学会のホームページで公開されており、しょうゆなどの調味料をはじめ、即席カップ麺、カレー、つくだ煮、ハム、ベーコン、さきいか、かまぼこ、はんぺん、柿の種など、さまざまな種類の食品が並んでいる。

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