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【人気急上昇!よくわかる専門外来】「めまい外来」「しびれ外来」など症状に特化 的確に患者振り分ける「総合内科医」 (1/2ページ)

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 近年、全国の医療機関で「専門外来」を開設するところが増えている。従来の「内科」「外科」「耳鼻咽喉科」といった診療科名ではなく、より具体的で、細かい症状や疾患に特化した専門性の高い外来だ。

 こうした専門外来が広まってきた背景には、いくつかの要因が考えられる。一つは患者側のニーズ。自分の症状がどの診療科の担当領域なのかがわからない-という不便の解消を狙ったものだ。

 たとえば、「めまい」という症状に襲われた時、何科を受診すればいいのか分かるだろうか。脳神経外科、眼科、耳鼻咽喉科…と悩むだろう。

 同様に「しびれ」を感じている人が思い浮かべる診療科と言えば、整形外科、神経内科、脳神経外科、皮膚科、麻酔科…とさまざまな診療科が浮上し、患者の困惑は増すばかりだ。

 意を決してその中の一つを受診してみても、「これはうちの担当じゃないから…」と、別の科を紹介されたのでは、時間とお金が無駄になる。

 そんな時に「症状」や「疾患名」を掲げてくれる医療機関は、患者にとって非常に便利なのだ。

 一方、医療を提供する医師の側にもメリットがある。自分の専門性に特化した診療ができる-という点だ。

 たとえば耳鼻咽喉科という診療科は、その診療範囲は耳・鼻・のど・口腔内と広範囲だ。この科に所属する医師は、一応全般的に診られるトレーニングを積んではいるが、実際にはそれぞれに専門を持っている。そのため、耳の専門家が副鼻腔炎の治療をしたり、のどの専門家が花粉症の治療をしたりする。

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