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【安達純子 健康寿命UP術】肉より青魚中心で筋肉維持 EPA値を高めて動脈硬化予防を (1/2ページ)

 寝たきり予防のためには筋肉量を維持して鍛えることが重要になる。高齢者になると、肉類などのタンパク質を食べることが減り、運動不足と食事によって筋力は低下しやすくなる。それを防ぐには、体を動かすと同時に食事に注意することが大切だ。とはいっても、あまり肉類たっぷりの食事を続けていると、血管が変性する動脈硬化につながり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まる。

 「LDL(悪玉)コレステロール値が140mg/dl以上で脂質異常症と診断され、高血圧や2型糖尿病も合併している人は、コレステロールを上げやすい食事は控えることが重要になります。食べ過ぎはよくありません。肉類以外でもLDLコレステロール値を上げやすい食品があるので注意していただきたい」

 こう話すのは、東海大学医学部基盤診療学系健康管理学の岸本憲明講師。同大学医学部付属東京病院で抗加齢ドックを担当する一方、脂質異常症や動脈硬化の診断・治療も長年行っている。

 肉類の脂に含まれる飽和脂肪酸は、体内でLDLコレステロールに変わるため、動脈硬化の改善・予防では控えるようにいわれるが、肉類以外にも、注意すべき飽和脂肪酸を含む食材はある。たとえば、骨密度を上げるために重要といわれるカルシウムを多く含む乳製品だ。牛乳、チーズトースト、ヨーグルト、サラダといった朝食メニューは一般的だが、乳製品には動物性脂肪が含まれている。

 「LDLコレステロール値の高い人は、低脂肪(無脂肪)の牛乳やヨーグルト、豆乳に換えるとよいでしょう。洋菓子や揚げせんべいも、飽和脂肪酸が含まれていることがあります。食べ過ぎないことが大切です」

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