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【高血圧ギモン解決】ラーメンの塩分は野菜で帳消しにできる? (1/2ページ)

★東京慈恵会医科大学附属病院栄養部・濱裕宣課長 

 Q.ラーメンの塩分は野菜で帳消しにできる?

 A.期待できない。回数減らし、汁を残す心掛けが必要 生野菜でカリウムを維持冷やし中華の方がお勧め 

 高血圧の人は、1日6グラム未満の塩分摂取量が推奨されている。1日3回の食事では1回分が2グラム未満で、濃い味に慣れていると薄味はツライ。宴会後のシメのラーメンを、医師から止めるようにいわれた人もいるだろう。

 一方、野菜に含まれるカリウムなどのミネラルは、塩分排出の一助となるため、毎食ごとに野菜を食べることも指導される。ならば、ゆでたキャベツや、もやしをたっぷり載せてラーメンを食べれば、塩分含有量が高くても、体内の塩分量を帳消しにできるのではないか?

 「カリウムは水溶性ミネラルといって、水に溶けやすい性質を持ちます。野菜をゆでたり煮たりすると溶け出して、およそ半分の量に減ってしまうのです。ラーメンにゆでた野菜を載せても、高塩分を帳消しにするほどの効果は期待できないと考えられます」

 こう説明するのは、東京慈恵会医科大学附属病院栄養部の濱裕宣課長。長年、患者の立場に立った食生活向上の指導を行っている。

 100グラム中のキャベツのカリウム含有量は約200ミリグラムで、ゆでると100ミリグラム以下になるという。もやしは約160ミリグラムで、ゆでるとやはり半分以下になるそうだ。

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