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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「涼」》涼しそう! 周りの穏やかな大人たち (1/2ページ)

 おとなしいけれど、子供の頃から負けず嫌い。オセロやカードゲームなどでも負けるとむちゃくちゃ悔しかった。なんでだ! 負けた現実を受け入れられず、よく涙をこぼし、感情をあらわにしていた。いま思えば、なかなか激しい子供だった。

 友達や同級生と対戦すると、自分がほとんど勝てたような記憶がある。だが、問題は家で兄たちと戦ったときだ。ほぼ兄弟みんなが小学生低学年くらいから練習(鍛錬?)を始めて、着々と力を付けていく。親から遺伝で譲り受けた能力もおそらくだいたい同じで、練習の開始年齢も同じだから、自分より先に始めている兄たちにはほとんど勝てないのだ。

 そんな私も30代となり十分な大人になったが、性格とはあまり変わらないものだなとつくづく思う。負けず嫌いは健在だ。表向きは涼しそうにしていると言われても、実際は真逆だ。はらわたが煮えくり返そうになって炎上している。外はひんやりしているように見えても、中はメラメラと燃えていて火事現場のようだ。

 短気でもあるが、この性格は大人になって輪をかけてひどくなった。目的地にとにかく最短距離で到達しなければ気が済まない。締め切りがあって必ずやらないといけないことは早めに早めにしたい。昔はおっとりしているとか、マイペースとかよく言われたが、もはや今の自分を見ると、そんなかけらも残っていないと感じる。