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【教えて!愛先生の漢方相談】不眠・頭痛・めまいは自律神経の不調が原因  (2/2ページ)

 愛 ストレスが多いということなので、体をリラックスさせ、副交感神経が優位になるようなことをするのが良いと思います。急にリラックスしましょう、とか気分転換をしましょうとか言ってもかなり難しいことだと思います。おすすめは、体を温める方法です。体の中で最も熱が伝わりやすい部分があります。それが、目元と首の後ろです。寝る前に市販の温熱シートや蒸しタオルでそこを温めると、短時間で効率よく体が温まり副交感神経に働きかけます。

 A いいですね。

 愛 血行もよくなり肩こりや眼精疲労の緩和にも役立ちます。寝る前にリラックスできるといいですよね。

 A 今まで寝る前はストレス解消のためにスマホを見てネットサーフィンをしていました。かえって神経を高ぶらせていたようです。

 愛 あとは、漢方もおすすめです。不眠には、酸棗仁湯(さんそうにんとう)、ストレスもあり不眠のときには、抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)、雨の日や自律神経が乱れた時の頭痛やめまいには、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)なども良いと思います。

 A 試してみます。

 ■大久保愛(おおくぼ・あい) 1985年生まれ、秋田の山で薬草を採りながら育つ。2008年昭和大学薬学部卒業。「アイカ製薬」代表取締役。薬剤師/薬膳料理家。漢方専門家として商品開発や企業コンサルティングに携わる。