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【ベストセラー健康法】おいしいものを食べ、ストレスなくし自律神経を整える 楽しく痩せる「小林式食事術」 (1/2ページ)

 巷にあふれるダイエット法の多くが我慢を伴う。ストイックに頑張った揚げ句、リバウンドしたり、体が疲れやすくなったりというのはよく聞く話。見た目のスリム化と同時に疲れにくい体を手に入れる。そのための鍵を握るのが自律神経の働きだという。

 今回取り上げるのは、『自律神経を整える最高の食事術』。著者で順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏は自律神経研究の第一人者として知られ、本書では自律神経に焦点を当てた食事術を紹介。自身もこの食事術を実践し、高校時代と同じ体重をキープしているという。

 小林式食事術のポイントは、ストレスなくおいしいものを楽しんで食べること。「それで本当に痩せるの?」と首をかしげたくなるだろう。だが、食事を抜いたり、体に良いからとおいしくもないものを無理に食べていると、それがストレスになり自律神経のバランスをダウンさせてしまう、と小林氏は説く。

 自律神経は、活動時に活発になる交感神経と、休息時に活発になる副交感神経の2つの神経から構成される。このうち副交感神経の働きは、男性の場合30歳をめどに低下する。さらにストレスによって働きが下がることで、心身の緊張状態が続き、血流が悪くなる。それに伴い、臓器の働きも鈍くなり、代謝が落ちて太りやすくなってしまうという仕組みだ。

 自律神経のバランスを向上させるには、《腸内環境を整えることが必須だ》と小林氏は語る。腸がしっかり動くようになれば、副交感神経の働きが高まって自律神経のバランスが整い、心身ともに底力が湧くからだ。そのためにも、1日3食を取るのがベストで、朝・昼・夕の理想的な食事配分は4:2:4。朝食はできるだけしっかり食べ、昼は軽め、夕食は好きなものをゆっくり時間をかけて楽しんで食べる。おいしいものを楽しく食べるのが基本だが食べすぎないこと。特に40代以上であれば、「腹六分目」を意識し、腸に負担がかかる食べ方をしないことが大切だという。