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【教えて!愛先生の漢方相談】風邪の治りかけに“アルコール消毒”はNG! さらに咳が出やすく (1/2ページ)

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 中高年の間で風邪が長引き、咳(せき)喘息を発症する人が増えている。治りかけているときに、無理を重ねてさらに長引くケースも。生活習慣の見直しが大切だ。

 【放送作家 Kさん56歳】

 風邪をひくと必ず咳の症状だけが何週間も残る。風邪のひき始めは、少し気にしてお酒を控え、早寝をすることもある。しかし、咳症状はいつも長期化するので、完全に治る前から“アルコール消毒”と称して飲み歩いてしまう。それが、治りを遅くしている原因かもしれない。もともと食べたり飲んだりが好きなので肥満体形でもある。

 【主訴】咳喘息。

 【相談】

 Kさん 風邪をひいてからほとんどの症状は改善したのですが、咳だけがずっと続きます。ちょっとした刺激で咳が出ます。電話で話すときや、寝る前のタイミングになるとゲホゲホと。病院では咳喘息と診断されました。

 愛先生 そうですか。悪化すると気管支ぜんそくにもなりやすいので注意したいですね。

 K はい。咳は疲れるし、睡眠の邪魔にもなるのでつらいです。よくないのですが、最近では咳が出るのをごまかすために、治りかけのとき、“アルコール消毒”と称して飲んでしまいます。やはり、お酒は良くないですか?

 愛 そういう方、いますよね。もちろん、この場合はNGです。お酒は体内で分解されアセトアルデヒドとなり、この物質が気道を収縮させてしまいます。その結果、さらに咳が出やすくなってしまうんですよ。

 K やはりそうですよね。風邪が長引きやすいので、つい飲んでいました。

 愛 これ以上長引かせないためにも、休養に専念してください。