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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】がんの諸症状緩和に“外科出身”のメリット 越川病院緩和ケア科部長・遠藤光史さん (1/2ページ)

★越川病院(東京都杉並区)緩和ケア科部長・遠藤光史さん(47)

 東京・上井草にある越川病院は、1959年に同じ杉並区内の上荻に開設された産科医院を母体とする民間病院。その後、次第に緩和ケアに軸足を移し、現在の場所に新築移転したのは3年前。現在はがん終末期の緩和ケアと在宅医療を柱に、地域密着型医療を展開する。

 緩和ケア科部長を務める遠藤光史医師は、医師としてのスタートは外科だった。父と同じ消化器外科を専門に選び、手術に明け暮れる日々を過ごしていたが、ある頃から、自分のすべき仕事は別にあるのではないか-と考えるようになる。その思いは次第に高まり、41歳の時に緩和ケアに舵を切る。この領域で高い知名度を持つ病院で基礎から学び直し、4年前に越川病院に入職した。

 今では外来と病棟での診療の他に、週3回の在宅診療にも出かけ、要望があれば在宅での看取りにも対応する、地域にとってなくてはならない存在の緩和ケア医として忙しい毎日を送っている。

 「体の構造や、がんという病気を外科的視点で考えられるという点で、“外科出身”のメリットを感じることが多い」と遠藤医師。

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