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【いま注目の認知症保険】両方契約も可能な「一時金タイプ」と「年金タイプ」 (2/2ページ)

 器質性認知症とは、脳の組織の変化によって起きる認知症で、アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性などがある。

 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準とは、1993年に厚労省が定めた基準で、IIIは日常生活に支障をきたすような症状・行動や意思疎通の困難さがときどき見られ、介護を必要とする状態。IVとMは、これより重度でIVは常に介護を必要とする状態、Mは専門医療を必要とする状態をいう。具体的には、IIIとIVは着替え、食事、排尿・排便が上手にできない、徘徊や失禁、大声を上げたり、火の不始末があるような状態である。

 なお、「あんしん介護認知症保険」には、保険期間が終身の「終身タイプ」と、一定期間の「定期タイプ」がある。

 死亡給付金もあり、保険期間が終身で「年金タイプ」の場合は、保険料払込期間満了後の保険期間中に死亡したときか、認知症介護年金支払期間中に死亡したときに、認知症介護年金額が、死亡給付金として支払われる。

 同じく保険期間が終身で「一時金タイプ」の場合は、保険料払込期間満了後の保険期間中に死亡したとき、認知症介護一時金額の10%が、死亡給付金として支払われる。「一時金タイプ」は、認知症となり、認知症介護一時金の支払い要件に当てはまると、一時金が支払われ、そこで保険契約は消滅する。このため、認知症介護一時金と死亡給付金の両方が支払われることはない。

 保険期間が終身で、終身払い、認知症介護年金額60万円の場合、月払保険料は60歳男性で6798円、60歳女性は1万1652円。同じく認知症介護一時金額300万円の場合、月払保険料は60歳男性で3510円、60歳女性は4176円となっている。

 次回は、軽度認知障害から給付金が支払われる保険。(ファイナンシャルプランナー 古鉄恵美子)

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