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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「晩」》締めはピザ! (1/2ページ)

 お酒を飲んだ後のシメ料理の定番といえば、ラーメンだろう。真夜中のラーメンは危険だと知っていても、誘われたらついつい二つ返事でOKしてしまう。各国、事情は異なり、ニューヨークではシメはピザという人が多いようだ。

 ニューヨークに赴任したばかりのころ。米国人数人と飲んでいて、ひとりが帰り際に「これからピザを食べて帰る」と言っていて驚いた。日本でシメにラーメンを食べてきた自分を棚に上げ、真夜中のピザは太るだろう…と思ったものだ。そういえば、日本と比べ閉店時間が早いニューヨークのレストランで、ピザ屋だけは夜中まで若者でにぎわっている。

 ニューヨークのピザといえば、薄いピザ生地のもので、20世紀にイタリア移民が広めたとされる街のソウルフードだ。最近は健康ブームに乗ってサラダ専門店が増えているが、ピザ人気は一向に衰えていない。

 庶民の味方は、街のあちこちにある1ドルピザ。大きなホールピザを8分の1にスライスしたものが1ドルで、ランチ以外でも、小腹が空いたときにちょうど良い。生地にトマトソースとチーズをトッピングしたシンプルなピザが多い。デフレの日本と違ってニューヨークのランチ価格は15ドル以上が相場なので、1ドルピザのおいしいお店を見つけるとうれしさは倍増だ。

 ここ数年は、ナポリ風の窯焼きで生地にもこだわった店が増えている。その代表格が、ブルックリンの名店「ロベルタス」。この店のピザ生地は外側はカリッとしているが、内側はモチモチしている。なかでもお気に入りのメニューはトマトとチーズ、バジル、粗挽きのサラミに、甘くて辛い不思議なスパイシーハニー(はちみつにチリペッパーを調合したもの)をかけたもの。この不思議なスパイシーハニーがやみつきになる味で、トマトの甘みもひきたててくれる。