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【安達純子 健康寿命UP術】排便をガマンすると機能性便秘に 腹マッサージ、腹式呼吸で弱った排便反射の活性化を (1/2ページ)

 近年、腸の環境の乱れが病気の発症や進行に関連していることがわかってきた。腸を健康にすることで免疫バランスを整え、糖尿病や肥満などの生活習慣病を防ぐだけでなく、認知症や鬱(うつ)病などの予防などにも役立つかもしれない。そんな腸が不調のサインの代表格が便秘。女性は20代から悩む人が増え、男性も40代、50代と年齢が高くなるにつれて増加する。

 「便秘の原因はさまざまです。中高年以降、起こりやすいのは機能性便秘で生活習慣との関係が深くなります。偏った食事内容や欠食、生活リズムの乱れなどに関わるため、患者さんによって治療や指導を変えることが重要です」

 こう話すのは、千葉大学医学部附属病院消化器内科特任助教の齊藤景子医師。同科では今年3月、クリニックなどで手に負えない難治性の便秘患者の受け皿となる便秘外来(要紹介)を開設した。機能性便秘の重症の人はもとより、大腸がんなどの病気が潜んでいる人もいる。このため、大腸内視鏡検査、CT(コンピューター断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像法)などの画像診断を利用して、病気の発見から腸管運動の評価を行い、便秘解消を目指して治療を行っている。

 「機能性便秘では、腸のぜん動運動の低下などに加え、便意の神経伝達が上手くいかなくなっている方もいます。脳卒中や糖尿病の方などでは、神経伝達が上手くいかないことが多いのですが、そうでない方でも排便を我慢することが多いと起こってしまいます」

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