記事詳細

【宴会シーズン突入「脂肪肝」を撃退せよ】「飲みすぎ」「食べ過ぎ」に要注意! ご飯は半分、青魚や緑黄色野菜を増やす (1/2ページ)

★(1)

 週末には、もう師走。忘年会から新年会へと「飲みすぎ」「食べ過ぎ」に要注意のシーズンに突入する。飲み過ぎが肝臓にダメージを与えることを知らない人はいないと思うが、その第一歩となるのが「脂肪肝」である。放置すれば肝炎につながり、肝硬変や肝がんのリスクが高まる。肝臓を傷めやすい時期だからこそ、いかに守るかは重要。そこで、脂肪肝の改善・予防について5回にわたり専門医に聞く。

 肝臓は、代謝や解毒、消化を促す胆汁酸を作るなど、さまざまな働きをしている。酒を多量に飲むと肝臓での中性脂肪の合成が高まり、その結果、肝臓に中性脂肪がたまって脂肪肝になる。

 健康な肝臓の脂肪は3~5%だが、脂肪肝になると30%以上に増え、肝臓の働きを妨げてしまう。酒の飲み過ぎはよくないが、酒を控えめにしても、脂肪肝という人がいるから注意が必要だ。

 「人間ドックの調査では3割以上の人が『脂肪肝』による肝機能異常ありと報告されています。それは、多量飲酒というよりも食べ過ぎのことが多い。国内では、食べ過ぎによる非アルコール性脂肪肝が2000万~3000万人と推計され、その方々は、少量のアルコールでも肝機能を悪くしやすいのです」

 こう説明するのは、筑波大学附属病院消化器内科の正田純一教授。長年、肝臓病の診断・治療・研究を行い、「肝臓生活習慣病外来」などで脂肪肝の改善にも尽力している。

関連ニュース