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【宴会シーズン突入「脂肪肝」を撃退せよ】専門家に聞く“ストレスを感じない”運動の継続法 (2/2ページ)

 体重が減らなくても、軽い運動を続けることで筋肉の脂肪が燃焼されて筋肉の質が高まると、肝臓にたまった脂肪も燃焼される。同時に、臓器や組織などに悪影響を及ぼす炎症や酸化も抑えられるようになる。特に「連日の宴会で食べ過ぎている」といったときには、筋肉を味方につけることがなにより。

 「日常的に少しの運動を心掛けていると、運動強度が少しずつ上がっていきます。週に2~3回は、息が上がるような強度の高い運動を10分程度行うことも、脂肪肝の解消に役立つ。短時間でも楽しみながら継続することが重要なのです」

 前日に宴会に参加したら、次の日は少し運動量を増やせばよい。楽しみながら運動習慣を身につけることがポイントになる。それは、脂肪肝改善・予防のみならず、全身の健康にも欠かせない。

 「6分間の歩行距離が250メートル未満の肝臓病の患者さんは、250メートル以上の患者さんよりも生命予後が悪いとの研究報告もあります。運動が難しい人は、専門家のアドバイスを受けながら、ぜひ運動に取り組んでいただきたいと思います」と呉氏は話す。

 宴会も、運動も、楽しもう!(安達純子)

 ■脂肪肝燃焼! 呉氏直伝「筋肉強化の軽運動」

 □椅子に座るときに姿勢を正す。自宅でテレ ビを見るときも寝ながらテレビは見ない

 □椅子に座った状態で、両足を床から2~ 3センチ上げる。無理のない回数で繰り返し、 徐々に回数を増やしていく

 □昼休みなどに、人と話しながらなど、楽し みながらの「ながら歩き」を10~15分  □1日30~40分の歩行を心掛ける。1回10 ~20分と小分けにしてよい

 □歩くときは、できるだけ速歩を意識する。 ただし無理はしない

 □体を動かすことに慣れてきたら、運動時 間や強度を少しずつ上げていく

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