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【ベストセラー健康法】長引く咳に潜む危険な病気 8週間以上続く場合は肺炎や肺がんの可能性も (1/2ページ)

 年を取れば咳(せき)くらい出るもの-と軽く考えるのは危険だ。肺がん、肺炎、結核など命に関わる病気が潜んでいる危険性がある。特に2週間以上続く「長引く咳」はリスクが大きい。あなたのその咳、大丈夫?

 たまにかぜなどを引いて咳込むと、「咳」という行為が意外に体力を使うことに気付く。事実、体力の衰える高齢者は、力強い咳ができなくなり、それが原因で肺炎などを起こすこともある。咳とは本来、異物を吸い込んだ時にそれを吐き出そうとする「生体反応」だ。ああ見えて健康維持の上で重要な役割を担っているのだ。

 そんな咳が長引くときには、背景にあるさまざまな病気を疑う必要が出てくる。長引く咳を医学的に解説し、対処法を解き明かしてくれるのが、『止まらない咳を治す!』(扶桑社刊)。著者は小紙でもたびたび登場する呼吸器内科医の大谷義夫医師である。

 著者によると、3週間未満で治まる急性の咳は、かぜやインフルエンザ、急性気管支炎などの感染症が原因で起きていることが大半を占めるという。

 しかし、その期間を超えて続く咳は、別の病気が原因になっていることがある。特に8週間を超える慢性の咳は、肺炎や肺がんなどの可能性も視野に入れる必要があるというから穏やかではない。

 本書では「咳」という症状から考えられる疾患の特徴と治療法などを平易な文章とイラストを交えて解説。「咳を長引かせないセルフケア」やクイズ形式で学べる「咳を長引かせないための正しい知識」も紹介されている。

 その「クイズ」を少し紹介する。

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