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【食と健康 ホントの話】認知症リスクの「ゴースト血管」を予防する食品 (1/3ページ)

 健康を維持するためには血管を守ることが大切-とはよく言われる話。健康の記事や番組で「血管」というとき、多くの場合は「動脈」のことを指している。つまり、動脈硬化が万病の元であるかのように言われているが、動脈だけが血管ではない。心臓からやってくる血液を送る動脈、心臓へ戻る血液を送る静脈、そしてそれぞれの末端(細動脈、細静脈)をつなぐのが毛細血管だ。

 毛細血管は、全身の血管の9割以上を占めている大事な臓器で、動脈と同様にダメージを受けると、美容や健康に問題が出てくる。わかりやすい症状は、シミやしわ、たるみ、抜け毛などの皮膚の老化の加速や冷え症などだ。

 それらの症状を放置し続けると、毛細血管が多く集まる脳や骨で、毛細血管が消える、いわゆる「ゴースト血管」が増える。つまり毛細血管がダメージを受けると、アルツハイマー型認知症や骨粗しょう症などのリスクが高まることがわかってきた。

 自分の毛細血管の状態を知る方法には、光学顕微鏡(毛細血管スコープ)で指先(爪の甘皮部分)を見るという方法がある。まだ普及はしていないが、健康の指標に使われる可能性も高いので、今後に期待したい。

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