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【生涯現役脳をめざせ!】不整脈治療に欠かせない「カテーテルアブレーション」 (1/2ページ)

★ゲスト 平尾見三・東京医科歯科大学教授(循環器内科)(3)

 不整脈の治療法として国内だけで年間7~8万件行われている「カテーテルアブレーション(焼灼術=しょうしゃくじゅつ)」。1994年から保険適応となって急速に普及が進んだ。すでに治療法は確立しているが現在も進化を続け、日々新しい装置や技術が登場、今後ますますニーズが高まっていくことが予想されている。

 朝田 心房細動をはじめ不整脈の標準的治療法「カテーテルアブレーション」について教えてください。

 平尾 心房細動の揺れは、心臓やその周辺に震源地がいくつもある群発地震のようなイメージです。カテーテルアブレーションは、その震源地を沈静化して周囲に地震が起きないようにする治療です。熱を加えて行うので「焼灼=焼く」と表現したりします。

 朝田 心臓という場所が場所なだけに一般の方が「焼灼」と聞くと、やはりなんだか恐ろしげな治療のように感じてしまいます。

 平尾 すべてコントロールされている状態で行う治療ですから全然怖くないんですよ、とお伝えしています。静脈は太くて長く、まっすぐに伸びているのでカテーテルを3本くらい入れても大丈夫です。入院は3泊4日が普通で、手術そのものは2~3時間で終わります。

 朝田 何歳くらいまで受けられますか。