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【安達純子 健康寿命UP術】簡単な「踏み段昇降」で腰痛・肩こり解消! 姿勢を正し筋肉を鍛えることで予防を (1/2ページ)

 冬場は着る衣類も重くなり、寒さによる血行不良も伴って、肩こりや腰痛などに悩まされやすい。季節を問わずに肩こりや腰痛を抱えている人もいる。厚労省の2016年「国民生活基礎調査」によれば、症状の訴えで最も多いのは、男性で第1位が腰痛、第2位が肩こり、女性で第1位は肩こり、第2位は腰痛。男女問わずに悩みの多い痛みは、運動習慣を妨げて健康寿命を脅かすことにつながりかねない。

 「痛みにはさまざまな種類がありますが、近年、『痛みは生活習慣病』といわれます。腰や肩、首などの痛みでは、姿勢の悪さに関係している人が増えているのです。早期の段階で痛みを取り除く一方、姿勢を正し筋肉を鍛えることで予防していただきたいと思います」

 こう話すのは、NTT東日本関東病院ペインクリニック科部長の安部洋一郎医師。さまざまな痛みに対する治療で成果を上げ、再発予防の指導でも定評がある。

 姿勢が悪いと背骨が曲がり、それを支える筋肉にも負担がかかる。ダメージを受けた部分の末しょう神経が傷みを引き起こし、腰や肩、首の痛みにつながる。末しょう神経の痛みが続くと、交感神経の働きが強くなって血行が悪くなり、酸素不足に陥って痛みを引き起こす物質が生まれ、さらに痛みが強くなる。

 加えて、痛みで体を動かすことができずに、姿勢の悪い状態が続くと、末しょう神経のダメージや痛み物質が増すことで痛みが増幅されてしまうのだ。

 「悪い姿勢による体のゆがみは、背骨の土台となる骨盤や体を支える両脚にも関係します。骨盤回りの筋肉である臀筋(でんきん)群や太ももの大腿四頭筋が弱いと、痛みにつながりやすいのです。姿勢を正した上で筋肉を鍛えることが予防につながります」

 ゆがんだ体を正してインナーマッスルを鍛える簡単な方法を安倍医師に指導していただいたので、ぜひ参考に。

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