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【マンガ探偵局がゆく】『サーキットの狼』とは真逆な作風 ケンカとエッチが人気だった学園コメディー『あらし!三匹』 (1/2ページ)

★ミッション(64)池沢さとしの学園コメディーって?

 「小学校時代、池沢さとしさんの『サーキットの狼』が大好きでした。クラスの男子はみんな、マンガの中を爆走するスーパーカーに夢中で、スーパーカー型の消しゴムをノック式ボールペンではじいて遊びましたっけ。本物のスーパーカーは大人になっても手にできませんでしたけど…。先日、若い頃の池沢さんがエッチな学園マンガを描いていたことがある、という話を小耳に挟んで興味をもちました。どんなマンガなんでしょうか? いまでも手に入りますか?」(53歳・いつかはロータスおやじ)

 調査依頼のマンガは、池沢さとしがデビュー翌年の1970年から73年まで、『週刊少年ジャンプ』に連載した『あらし!三匹』のことだろう。

 舞台になるのはサルビア学園という私立中学。校内では、殿様蛙こと殿山大介の番長グループと、桜枝ゆかりをリーダーとする女番長グループが対立していた。

 ある日この学園に、日米ハーフで金髪のロック梅里がニューヨークから転校してくる。突然、外国人の少年が現れて学園は大騒ぎに。柔道三段で外国嫌いの殿山はおもしろくない。日本語ならわからないだろうと、子分たちに命じてロックを罵倒したが、ロックは日本語も英語もペラペラ。さっそく殿山との決闘とあいなったが…。

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