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【BOOK】大人よ、若者を叱れ! ネットで匿名のまま他人を非難し「許される」と勘違いしている 伊集院静さん『大人の流儀8 誰かを幸せにするために』 (1/3ページ)

★伊集院静さん『大人の流儀8 誰かを幸せにするために』講談社・926円+税

 厄介な世の中になったものだ。良かれと思った注意がパワハラ、セクハラとされかねない。何事にも及び腰になりがちな大人たちにも問題アリだ。それじゃいけない。さぁ、凜として「大人の流儀」を貫きたまえ!(文・南勇樹 写真・宮川浩和)

 --冒頭、病気で亡くされた前の奥様(女優の夏目雅子さん)らしき人との思い出が書かれている。別離を告げた人から「生きよ!」と。生きていれば誰かの役に立てるかもしれない、と

 「そうですね。この本のタイトル(『誰かを幸せにするために』)をスタッフが考えたときも、すんなりOKしました。読んでくれた人が少しでもそう感じてくれたならばいいんですけどね」

 --シリーズが売れているのは、若い人を叱れない、教えられない「大人」が増えているからではないでしょうか。伊集院さんは、新幹線で隣り合わせた“サッカーの王様”ペレを怒ったこともあるとか

 「怒ったんじゃありませんよ。(前が壁になっている席で)隣の外国人が靴のまま足を壁につけていたので『日本ではそんなことはしない。足を下ろしなさい』とマナーを注意しただけ。それに相手がペレだとは知らなかった」

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