記事詳細

【大崎裕史 麺喰いにつき】驚きのキャッシュレス! 購入システムに画期的“新味” (1/2ページ)

 1996年5月、青山一丁目に「麺屋武蔵」がオープン。インターネットがまだそんなに普及していないので、新聞では「ラーメンか蕎麦かうどんか? 何屋だかわからない」なんて書かれたりしたものだ。それが22年半たった今では全国に「麺屋○○」というお店が何百軒あることやら。

 私が初めて「麺屋武蔵」を訪れたときに最初に聞いた質問が「ラーメン店で券売機なんて珍しいですね」だった。そしてその時の答えは「お金を触った手でラーメン作るのは良くないじゃないですか」。今では都内新店の9割以上が導入していると思われる券売機だが、22年前はまだそんな状態だったのだ。

 そして昨年末に移転オープンした「銀座 篝」は「キャッシュレス!」。クレジットカードや電子マネーも使えます、という店ですら少ないラーメン業界。なのに「クレジットカードと電子マネーのみ」という潔さ。

 2013年3月1日に銀座の路地裏にオープンし、瞬く間に行列店になり、ミシュランビブグルマンにも選ばれた人気店が移転のため17年11月に閉店してから早1年以上。ようやく18年12月27日にオープン。

 新味も登場したが、なにより驚いたのはキャッシュレスだった。券売機よりも時間がかかってしまうし、インバウンド対策なのか? 併用じゃダメなのか? ラーメン業界の購入システムは変革の時代に来ているようだ。

 メニューのメーンは鶏白湯。で、基本の鶏白湯SOBAは1000円。新たにメニューに加わった鶏SOBAを食べてみた。スープは5種類の醤油をブレンドしたタレを使ったあっさり鶏清湯。比内地鶏・水郷赤鶏・大山鶏の丸鶏と肉付き鶏がらを純水で8時間以上炊いたもの。

 麺は前と同じ製麺屋のものだったが、既存のポリ袋入りではなく、紙で包むことにより質感を変え、よりおいしくするなど研究熱心。

関連ニュース