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【どこまで分かる その検査】男性力ドック 男性更年期障害を「8つの検査」で診断 (1/2ページ)

 中年以降の男性で「だるい」「眠れない」「イライラする」「やる気がでない」「頻尿」「性欲が低下した」などの不定愁訴に悩まされたら、男性ホルモンの低下による「男性更年期障害(LOH症候群)」かもしれない。

 男性総合医療「メンズヘルスクリニック東京」(東京・八重洲)が設ける「男性力ドック」は、男性更年期障害かどうかを専門に調べる検診だ。担当医の小山太郎医師はこう話す。

 「男性更年期障害の症状は、『精神』『身体』『性』の3つに不調を感じるのですが、人間ドックなどの通常の検査では異常が示されません。それで『年のせい』とあきらめていたり、心療内科や精神科を受診する人も少なくありません」

 男性ホルモンは生殖機能に関係するだけでなく、脳に働きかけ意欲を起こし、筋肉の増強、骨量の維持などさまざまな働きをしている。男性力ドックは、それらの状態を総合的に検査する。

 行われる内容は主に8つ。

 〔1〕「問診票」は、A4紙10ページにわたり心身の状態について答える。

 〔2〕「血液検査」は、4種類の男性ホルモンをはじめ、通常の健診では行われない項目を含む66項目。特に注目されるのはフリー(遊離型)テストステロンの値で、8・5pg/mL未満であれば男性ホルモンが明らかに低値と判断される。

 〔3〕「体組織計」。

 〔4〕かかとの骨で骨密度を測定する「超音波骨密度検査」。

 〔5〕「握力測定」。

 〔6〕血管年齢や動脈硬化を調べる「PWV(脈波伝播速度)」も行う。

 〔7〕「エレクトメーター検査」。

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