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【安達純子 健康寿命UP術】2型糖尿病撃退! 通勤はスニーカーで「駅フィットネス」 (1/2ページ)

 寒さがいっそう厳しくなり、鍋奉行の出番がやってきた。気になるのは「つい食べ過ぎ」てしまったときにリスクが上がる2型糖尿病(以下、糖尿病)。国内では予備軍も含めて約2000万人と推計され、心筋梗塞や認知症などにも関わり、健康寿命に悪影響を及ぼしかねない。

 健康診断の空腹時血糖値が126mg/dl以上で糖尿病の疑いが強いとされるが、その値未満でも、食べ過ぎれば糖尿病の発症リスクは上がる。そんな危険性を予測する「糖尿病リスク予測ツール(https://www.ncgm.go.jp/riskscore/)」が、昨年、国立国際医療センターのHPで公開された。

 年齢や性別、身長、体重などを入力するだけで、3年以内に糖尿病を発症するリスクが何%かわかり、同性・同年代のリスクとの比較やアドバイスも見ることができる。

 「若い頃は少々暴飲暴食をしても、健診数値が正常ということはあります。加齢に伴い身体の予備能力が落ちるため、健診数値に反映されやすくなりますが、それまでの食生活を見直せない方もいるでしょう。糖尿病リスク予測ツールの活用で、ご自身の食生活を振り返るきっかけにしていただきたいと思っています」

 こう話すのは、このツールを株式会社教育ソフトウエアと共同開発した国立国際医療研究センター疫学・予防研究部の溝上哲也部長。疫学調査を駆使した予防医学の研究などに長年力を注ぐ。

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