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【どこまで分かる その検査】脳年齢・脳ドック MRI画像をAIで解析、認知症を早期診断 同時に全身のがん検査も (2/2ページ)

 「脳腫瘍などの有無はMRI画像で確認できます。PET検査で脳を撮影するのは、脳細胞はブドウ糖を栄養素として代謝するので『脳代謝』の状態が分かるからです。PET画像を専用ソフトで解析するのですが、認知症の早期診断にも有用とされています」

 脳年齢・脳ドックは、MRI画像、脳年齢、認知機能テスト、脳代謝と、それぞれの結果を見ることで脳の健康状態が包括的に分かるという。加えて、体部のPET検査も同時に行うので、がん検診にもなるわけだ。

 実際の検査の流れは、最初にPET検査(脳と体部)を行い、その後に脳MRI検査と認知機能テストを行う。所要時間はトータルで4時間ほど。検査結果は2~3週間後に自宅に郵送される。希望があれば外来で医師から直接、説明を受けることもできる。

 「認知症を心配して脳ドックを受ける高齢者が多いのですが、がん検診を兼ねるので若い世代の人にもお勧めです。現時点の脳年齢が分かるので、定期的に受けることで将来の認知症予防に役立てられると思います」(新井貴)

 【検査費用は?】 新百合ヶ丘総合病院の「脳年齢・脳ドック+PET-CTがんドック」(予約制)は11万円(税抜)。医師から結果説明を受ける場合の費用も含む。

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