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【定年後・自走人生のススメ】副業は理想的な「変身資産」 (1/2ページ)

 (遵守事項)

 第11条 労働者は、以下の事項を守らなければならない。(6)許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。

 これは、厚生労働省が2017年12月まで示していた「モデル就業規則」の一部である。「副業・兼業」そのものに法的規制はないが、このモデルのように、原則として「副業・兼業を認めていない」企業は多い。ところが、厚労省は2018年1月にモデル就業規則を改定し、冒頭の規定を削除。次のような「副業・兼業」についての規定を新設した。

 (副業・兼業)

 第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。

 2 労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の届出を行うものとする。

 3 第1項の業務に従事することにより、次の各号のいずれかに該当する場合には、会社は、これを禁止又は制限することができる。(以下、省略)

 「労働者が労働時間以外の時間をどのように利用するかは、基本的には労働者の自由であり、各企業においてそれを制限することが許されるのは、労務提供上の支障となる場合、企業秘密が漏洩(ろうえい)する場合(中略)と考えられる」という判例等を踏まえた結果、厚労省は「原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当」(「副業・兼業の促進に関するガイドライン」より)と明言している。

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