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世界の食糧危機救う!?「昆虫食」実食してみた パスタにアイス、恐る恐る口にすると… (1/2ページ)

 世界で人口増加による食糧危機が指摘されるなか、高タンパクでビタミン豊富として国連食糧農業機関(FAO)が注目しているのが「昆虫食」だ。実は日本でも人気が広がっており、専門店だけでなく自動販売機まで存在する。不安と好奇心が入り交じりつつ、実食してみた。(内藤怜央)

 東京都台東区の合羽(かっぱ)橋商店街近くに店舗を構える昆虫食専門店の「TAKEO」は2018年4月に開店。舗を運営する三浦みち子さんは「だんだんと客が集まるようになった。客層は10~20代、40~50代が多いが、リピーターは女性の方が多い印象がある」と語る。

 人気商品は、粉末にしたコオロギを練り込んで作ったパスタを揚げた「コオロギパスタ揚げ」(税込み840円)だ。高タンパク質かつ低炭水化物で、食物繊維なども豊富に含むスーパーフードだが、味はどうなのか。恐る恐る口にすると、スナックのような食感で、癖もなく奥行きを感じる味わいだ。「コオロギにはうまみ成分が多く含まれるので、非常に食べやすい。リピーターも多く根強い人気がある」と三浦さん。昆虫食への抵抗が一気に和らいだ。

 店内のほかの客も、パスタ揚げは抵抗なく味わっている様子だった。三浦さんはガイド役として客の疑問にも丁寧に応じている。「純粋に昆虫食への関心を寄せる客も多いが、バラエティー感覚で訪れる人も多い。まだまだ昆虫を食べたことがない人が多いので、話題作りでも昆虫食に触れてもらえるのはありがたい」と話す。人気なのは「カブトムシ」(同1280円)だが、「まさに昆虫を食べている実感で、味もおいしいとはいえない」のだとか。

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