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【おやじ酒場】常連客に値段まで決められた?謎の「羽根キャベ」 演芸の香り漂う…粋な呑み処「ちんとんしゃん」 (2/2ページ)

 カウンター脇にはだし巻き玉子、ポテトサラダなど「今日のおそうざい」(300円~)が並び、短冊には「島根産うるめいわし」(500円)「赤城山のふもとの生姜味噌漬」(450円)などのお品書き。端にあった謎のメニュー「羽根キャベ」(450円)をお願い。薄味のキャベツ炒めの上に目玉焼きが2つ。「ご常連の羽根さんという方が考案された料理で、値段まで勝手に決められちゃいましてね…」と徳子さん。半熟の黄身がキャベツにトロリ。

 「惣邑 純米酒 しずく取り(山形)」でもう一杯。聞き上手で話し上手の徳子さんと、赤ら顔のお隣さんとともに盛り上がった。帰り際には、徳子さんが暖簾の前でお見送り。筋へ入る前に振り向くと、まだ手を振ってくれている。心憎いもてなしに心まで温まった。

 ほろ酔い予算3000円~

 ■東京都杉並区高円寺南4の24の11。03・3312・8090。営業18~翌0。日祝休。

 ■高山和久 昭和の時代濃い酒場、うじうじと長っ尻できる居酒屋をこよなく愛す。お笑い系芸人を取材した後、今宵も東西南北の街でチョイと一杯、はしご酒~。

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