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【江口まゆみ 酔っぱライターのお酒見聞録】世界が称賛「華やかな香り」 岐阜県『百春』 (2/2ページ)

 それが美濃錦という米と出合ったことで、いっそう拍車がかかった。美濃錦は、美濃市に隣接し、刃物の町として有名な関市の民間人が開発した一般米だ。もちもちと柔らかいので、酒にすると、コクと旨味がたっぷり出る。さらに香りが出やすく、純米酒でも吟醸酒のような華やかな香りの酒になるのだ。

 「うちの仕込み水と美濃錦は相性抜群。無濾過生原酒にすると、ますますにぎやかで楽しい酒になる。今季からスイスやフランスにも、火入れをして送り始めました」

 どうやら百春が、東京でブレークする日も近そうだ。

 ■江口まゆみ 酔っぱライター。世界中の知られざる地酒を飲み歩き、国内でも日本酒、焼酎、ビール、ワイン、ウイスキーのつくり手を訪ねる旅を続ける。大人気のラブコメ漫画『酒と恋には酔って然るべき』(秋田書店)の原案を担当。

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