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【寺社と甘味処】“招き猫の伝説”の「曹洞宗大谿山 豪徳寺」 季節を味わう逸品「まほろ堂 蒼月」

 豪徳寺(03・3426・1437、東京都世田谷区豪徳寺2の24の7)は、世田谷城主吉良政忠公が、1480(文明12)年に亡くなった伯母の菩提(ぼだい)のために、臨済宗弘徳院として創建したと伝えられる。

 後に当寺が、井伊家の江戸における菩提寺になり1584(天正12)年に改宗した。井伊家墓所が国指定史跡のほか、釣鐘、三重塔など見どころも多い。井伊直孝を当寺へ招き入れたという“招き猫の伝説”があり、猫は招福殿に祀られている。

 写真はご本尊の「釈迦牟尼仏」の御朱印(300円)。右上に“招福猫児発祥の地”、左上に“井伊大老之墓所”の印がある。

 東急世田谷線の線路を挟んで豪徳寺とは反対側の線路沿いにある甘味処が、まほろ堂 蒼月(03・6320・4898、世田谷区宮坂1の38の19)。店名は、心地よい場所を意味する“まほろば”と、見ると幸せになるという言い伝えがあり、月に2度目の満月を意味する“ブルームーン”を“蒼月”とかけて名付けたのだとか。

 和菓子は奇をてらうものではなく、基本に忠実に山岸史門さんが気持ちを込めて作る逸品が並ぶ。季節や月替わりの和菓子が12種類ほど。「青豆大福」(180円)、「まねきねこどら」(200円)、「さつまいも最中」(160円)など。写真は3月の上生菓子で練切製の「夢見草(桜の別名)」(320円)と「お抹茶」(400円)。季節を味わう和菓子に、心もほぐれる。

 ■東急世田谷線宮の坂駅から徒歩約3分。営業9~19(18・30LO)、月休(月曜が祝日の場合は翌火曜)ほか、不定休日有り。

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