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【どこまで分かる その検査】本当に臭うのか、心理的なものか…4分で口臭を測定「オーラルクロマ」 (2/2ページ)

 「硫化水素は、舌に付着した舌苔(ぜったい)から生じる臭いで、口腔内の汚れで数値が高くなります。メチルメルカプタンは歯周病菌が放つ臭いです。ジメチルサルファルドは飲食や嗜好品などで高くなり、明らかに高ければ全身疾患が原因の可能性があります」

 測定方法は、まずシリンジ(注射器の針のない部分)をくわえ、前歯で軽くかんで固定し、くちびるをしっかり閉じる。そして、鼻呼吸を30秒行い、口の中に空気をためる。ここからは歯科衛生士がやってくれて、口の中の空気をシリンジに抜き取り、量を1ミリリットルに調整し、機器に注入する。するとモニターに波形のグラフが現れ、4分ほどで結果が出る。

 プリントアウトされた検査結果には、3種類のガスの検知量が数値と棒グラフで表示される。それによって「明らかに口臭を感じる」「やや感じる」「ほとんど感じない」に分類される。

 「口臭を気にする人は多いのですが、気にしすぎている人も多い。実際に測定値が高ければ、舌苔を除去するブラシやタブレットを使うなど、その原因に合った予防、対策がとれます」

 口臭が他人に迷惑をかけていないか、心配ならチェックしてもらおう。(新井貴)

 【検査費用は?】 自由診療で施設によって異なる。経堂デンタルケアクリニックの場合、歯科医師の結果説明も含め2800円(税抜)。

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