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【雇用延長時代を生きる健康術】ビタミンCが劣化しない「ポテチ」で老化防止!? 朝ご飯代わりに活用も (1/2ページ)

 老化予防に欠かせないビタミンCは、通勤ラッシュなどのストレスによっても血中濃度が下がることを前回までにお伝えした。意識してこまめに摂ることが大切だが、その食材として、身近な食材の“ジャガイモ”が役立つ。

 「ジャガイモのビタミンCの含有量は、イチゴやレモンなどと比べて少ないのですが、加熱してもでんぷんがビタミンCの分解を防いでくれます。いろいろな調理でビタミンCを手軽にとることができ、ポテトチップスはお勧めの一品です」

 こう話すのは、東京都健康長寿医療センター研究所老化制御研究チーム分子老化制御研究部長の石神昭人氏。老化や病気に対するビタミンCの役割についての研究を数多く手掛けている。

 ポテトチップスは、メタボリックシンドロームの人は医師から控えるようにいわれることがある。ジャガイモを油で揚げるためカロリーが高く、塩分が多いと高血圧の後押しもする。だが、ビタミンCの摂取を考えたとき、塩分控えめや無塩のポテトチップスは、決して悪い側面ばかりではないのだという。

 「朝ご飯代わりにポテトチップスを活用するのも、ひとつの方法です。また、ゆでたジャガイモを副菜に加えてもよいでしょう。もちろん食べ過ぎはよくありませんが、ほどほどに食べると、他の食材よりもビタミンCを摂りやすいのです」

 ビタミンCは、果物にも多く含まれるが、たくさん食べてしまうと果糖の摂り過ぎにつながる。また、ビタミンCは水溶性で熱に弱いため、赤ピーマンや芽キャベツなどの野菜は、洗って加熱調理するとビタミンCが減少しやすい。ジャガイモは、加熱してもビタミンCを温存しやすく、食べやすいのも利点だ。

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