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【個性派書店おすすめの1冊】「1冊の本を売る本屋」店主が選ぶオールタイムベスト! 石川直樹写真集「DENALI」 (1/2ページ)

★森岡書店銀座店森岡督行さん(44)

 個性的な書店は数あれど、ここまで特徴のある店はめったにない。東京・銀座の森岡書店銀座店は「1冊の本を売る本屋」。いつも店には1冊(1種類)しか本が置かれていない。

 約4年前の開店当時にさまざまなメディアで取り上げられて話題になったが、人気は衰え知らず。海外からも続々と客が訪れる。6月には中国の深センに招待されて、3週間の期間限定で「森岡書店深セン店」を出すという。知名度は国際的。本屋でありながらもはや名所と化している。

 販売する「1冊」は週替わり。ただ置くだけではない。店主の森岡督行さん(44)は、自分が売りたいと思う本の執筆者や写真家、デザイナー、編集者らと相談しながら、著者や関係者を店に招いたり、関連グッズを並べたり、トークショーなどのイベントを開いたりする。

 企画に合わせて5坪(約16平方メートル)の店の内装も模様替えするほど徹底している。1冊の本を核に、空間を構成していく。その広がりや深まりを作者や鑑賞者とともに楽しむ。思いもしなかった出合いが生まれる。

 というお店なので「おすすめの1冊」が知りたければただ足を運んでもらえばいい-のだが、お願いしてオールタイムベストを選んでもらった。

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