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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】安全で正確な前立腺がん診断&治療を追求 東海大学医学部付属八王子病院泌尿器科准教授・小路直さん (1/2ページ)

★東海大学医学部付属八王子病院泌尿器科准教授・小路直さん(42)

 今年3月まで東海大学医学部付属八王子病院で診療に当たっていた同大泌尿器科准教授の小路直医師。神奈川県伊勢原市にある同大医学部付属病院に移った4月、「前立腺局所療法外来」を開設した。

 「以前から取り組んできた三次元的がん局在診断法(ターゲット診断)と高密度焦点式超音波療法(HIFU)に特化した日本初の専門外来です」

 ターゲット診断とは、腫瘍マーカー(PSA)で前立腺がんが疑われる患者に対して行う高精度の組織検査。

 従来は局部に針を十数本刺して組織を採取する方法が取られてきたが、強い痛みを伴う上に、針ががんを捉えないと見落とす危険性があった。

 そこで、MRIと超音波で得たデータから「がんが疑われる部位」を特定し、そこを狙って針を刺すことで、痛みを小さく、正確な組織検査を可能にした診断法だ。2016年に厚労省の「先進医療」に認定され、現在は全国17の施設が導入している。

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