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【肺がん検診のウソ・ホント】「肺がんCT検診」費用助成、手本にすべき神奈川海老名市の「積極推進」 (2/2ページ)

 海老名といえば東名高速が貫き、サービスエリアやジャンクションの名前でも有名。「東名高速だけではなく、他にも交通量が多い地域はあります。ところがCT検診を助成しているのは神奈川では海老名市くらい。地元の医師会と相談して導入を決めました」(健康推進課長)

 さらなる自治体の導入が待たれる。

 会社員の場合はどうか。日立製作所や富士フイルムグループの健保のように補助金を出すところもあり、勤務先の健保が実施しているかどうか要チェックだ。

 「VIP健診」をひそかに実施している企業もある。「社長や役員らが対象。VIPの検査項目は豊富で、胸部CT検診も可能です。費用は全額会社持ちのようです」(都内の健診センター)

 自治体や会社の健保の補助…。該当しない人は人間ドックなどでCT検診を受ける方法がある。最近では東京医科歯科大病院の「先端人間ドック」のように個人に合わせた健診プログラムでもCT検診が提供されている。

 日立総合病院の名和健医師は「どの検診も完璧ではないが、CT検診は3次元の情報から体を輪切りにした数十枚の画像に再構成できるため、小さく淡い病変の発見に力を発揮します」と話す。そして、「もし受けようと思ったら、低線量と指定してほしい」と助言する。(大家俊夫)

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