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【江口まゆみ 酔っぱライターのお酒見聞録】「山ねこ」の芋は100%自社産! 伝統に根ざした“革新”は止まらない… 宮崎県「黒木本店」 (2/2ページ)

 尾鈴山のふもとに広がる40ヘクタールの自社畑には、植えられたばかりのサツマイモの苗が並んでいた。その肥料は、自社のリサイクル工場で焼酎粕を加工した有機肥料だ。酒づくりを突き詰め、農業に行き着き、土作りからリサイクルまでを一貫して行っている。

 昨年、世に送り出した「謳歌」は華やかなアロマとキャラメルのニュアンスを持つ、斬新な芋焼酎。今年社長になった、5代目の黒木信作さんがつくった。今後は、宮崎の柑橘やボタニカルを使った焼酎を考えているという。伝統に根ざした革新は、次世代も止まらない。

 ■江口まゆみ 酔っぱライター。世界中の知られざる地酒を飲み歩き、国内でも日本酒、焼酎、ビール、ワイン、ウイスキーのつくり手を訪ねる旅を続ける。大人気のラブコメ漫画『酒と恋には酔って然るべき』(秋田書店)の原案を担当。

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