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【マンガ探偵局がゆく】「新・東洋の魔女」ブームから生まれたマンガ ライバルだった『アタックNo.1』と『サインはV!』 (1/2ページ)

 来年の東京オリンピックの観覧チケット、探偵局長は全部はずれた。せめて依頼だけでもオリンピックにちなんだものにしよう。

 「お父さんに教えてもらってハガキを出しました。おばあちゃんから、昔の東京オリンピックの時、日本の女子バレーボールチームが金メダルを取って、マンガにもなった、と聞きました。テレビドラマやアニメも作られて、おばあちゃんも中学ではバレーボール部に入ったそうです。本当にそんなマンガがあったんでしょうか。私は、どちらかというと男子バレーが好きで、マンガも古舘春一先生の『ハイキュー!!』のファンです」(小学校6年・女子)

 依頼人は当探偵局としてはおそらく最年少だろう。

 前回の東京オリンピックの女子バレーでは、大松博文監督が率る実業団のニチボー貝塚が単独で全日本チームを結成。「東洋の魔女」と呼ばれたチームが宿敵のソ連(いまのロシアなど)を破って金メダルを獲得した試合は、日本中の注目を集めた。

 だが、女子バレーのマンガやアニメに人気が集まったのは、次のメキシコシティ大会が開催された1968年だ。

 東京オリンピック後、中国でバレーボールを指導するためにニチボーを退社した大松監督に代わって全日本を指揮したのは、同じく実業団の強豪・日立武蔵の山田重雄監督。日立の選手を中心に、ヤシカ、鐘紡鈴鹿、ニチボー貝塚から選ばれた代表選手たちは「新・東洋の魔女」と呼ばれた。

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