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【雇用延長時代を生きる健康術】“健康資産”を蓄えるための「片脚スクワット」 (2/2ページ)

 ロコモは、07年に日本整形外科学会が提唱した概念。ひとつの目安が「40センチの台からの片脚立ち」で分かる。

 (1)まず40センチの台に両腕を組んで座り、反動をつけずに立ち上がり3秒間キープ。

 (2)両腕を組んで座り、片方の脚を上げて、もう片方の脚だけで反動をつけずに立ち上がり、3秒間をキープ。

 これができないと「ロコモ度1」で、移動機能の低下が始まっている状態と判定される。無理のない範囲でお試しを。

 「高齢になってから中年期の『運動不足』を後悔する人は多い。運動習慣がない状態が続くと、腰痛や膝痛にもつながります。とはいえ、人生100年時代では諦める必要はありません。専門医に診てもらい、健康資産を貯えればよいのです」

 膝痛などがない人は、無理のない範囲で「イスつかまり片脚スクワット」(別項)にチャレンジしてみよう。脚の筋肉強化につながる。

 「これからの健診は、病気を見つける手段ではなく、『健康資産』形成の目標を見極めるために役立てるべきです。運動習慣のみならず、脳活や口腔ケア、視力の維持など、ご自身の状態を把握して健康寿命を延ばしましょう」と山科医師。

 ■イスつかまり片脚スクワット

 (1)安定したイスの背もたれやテーブルにつかまる

 (2)片方の脚を床から離し、もう片方の脚をゆっくり(4秒が目安)曲げる。膝をつま先より前にださないようにするのがコツ

 (3)曲げた膝をゆっくり上げる

 (4)次に反対の脚でも同様のことをする

 (5)左右2回ずつ4回繰り返す

 (6)終わったら腿(もも)を上げながらの足踏みを8回行う

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