記事詳細

変形性膝関節症、早い人は2週間で痛み軽減できる先端再生医療「幹細胞治療」 BTRアーツ銀座クリニック・市橋正光院長に聞く

 超高齢社会ニッポンの健康課題の1つに変形性膝関節症がある。膝が痛くて歩けない運動障害は生活に支障をきたすだけではない。ドミノ骨折や認知症の原因にもなりかねず健康寿命を損なうからだ。だが、一口に膝の痛みといっても治療は簡単ではない。いま注目の先端再生医療・幹細胞治療について、BTRアーツ銀座クリニック市橋正光院長に聞く-。

 変形性膝関節症の治療法には、薬物療法、運動療法、外科療法などがある。

 「一般的な治療で改善しない場合、人工関節に置き換える手術までいってしまう。患者さんのQOL(生活の質)を考えると、できるだけ早く治療を受けたいところ。その中で最新で効果も期待できるのが幹細胞治療です」

 幹細胞はさまざまな細胞や臓器に成長・変化できる万能細胞のこと。臓器の修復や再生を行うと期待されている。市橋院長は、患者自身の組織から幹細胞を採取・培養(細胞を増やすこと)し再び患者さんの膝関節に投与する治療を行っている。

 「幹細胞は体のあらゆる組織に存在します。われわれは患者さんの脂肪細胞から幹細胞を取り出し、3週間培養して増やしたうえで、再び患者さんの膝関節に注射で投与する方法で治療しています。取り出すのにかかる時間は10-15分くらい。3週間後には培養して増やした幹細胞を膝に注射するだけですから患者さんの負担はそれほどではありません」

 同クリニックでは、2017年末に厚生省の認可を得て治療開始。早い人では幹細胞を投与して2週間もすれば痛みが軽減、階段上れない人が上れるようになったという(ただし効果が現れない方もいます)。次回は幹細胞治療によって症状が改善した患者の声を紹介する。

 ■市橋正光(いちはし・まさみつ) 1964年神戸医科大学卒業。70年神戸大学大学院医学研究科修了。72-74年ロンドン大学皮膚科学研究所留学。80年神戸大学医学部附属病院助教授。92年同教授。現在は名誉教授。2017年BTRアーツ銀座クリニック院長就任。(無料カウンセリング相談は03-6228-5224、www.artsginzaclinic.com)現在、特別価格にて施術が可能なモニター制度も実施中。

関連ニュース