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【ベストセラー健康法】百寿を目指す日本人へ 93歳の現役医師が説く「人生を楽しむ」健康法 (1/2ページ)

 「健康本」や「健康番組」が花盛り。誰もが一度はその教えに従い、試してみたことはあるはずだ。しかし、長続きしないのはなぜなのか。それは「苦痛でしかない」から。自分に無理をさせず、それでいて百寿を目指せる健康体を手に入れるにはどうすればいいのか-。それを指南する本が出た。93歳の医師が実践する健康生活とは…。

 東京・赤坂見附にある前田外科病院。二代目院長を務め現在も総院長として現役の前田昭二医師は、日本に初めてファイバースコープ(内視鏡)を導入した消化器外科医としても知られている。

 そんな前田医師が、百寿を目指す日本人に向けて提唱する健康生活をまとめたのが『93歳の現役医師が実践する人生100年時代養生訓』(祥伝社刊)。

 サブタイトルに「酒、食事、そして人生を楽しむ」とあるように、面倒な器具を使ったり、強い自制心がないと乗り越えられないような高い目標設定をするわけではない。「酒抜きの減量は意に反する」と、ビール大瓶1本とウイスキーのダブルを2杯楽しみながら、93歳で仕事を続けている。著者自身が医師であり、現役であり、長寿を実現している-という“動く証拠”が、この本の土台を強固に支えているのだ。

 著者が推奨する健康生活は、決してとっぴなものでも、あるいは奇をてらったものでもない。「過度の飲酒をしない」「規則的に毎日からだを動かす」「適正な体重を維持する」など、きわめてオーソドックスで、誰もが知っている健康法だ。なのに、読み進めるうちに引き込まれ、各章を読み終えるごとに理解が深まるのは、著者自身が実践してきたという事実が大きく影響している。

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